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 まず、『富士山から見た世界の大気 -NPO が管理運営している旧富士山測候所の現状と大気化学観測-』と題して、土器屋 由紀子 氏(NPO法人 富士山測候所を活用する会, 江戸川大学)のご発表をいただきました。
≪以下、講演要旨よ り≫
2007年よりNPO法人「富士山測候所を活用する会」が旧測候所庁舎の一部を借用、研究目的で夏期2ヶ月間管理運営している。今年、第2期の3年契約に入り設営の準備が始まっている。慣れない研究者達がNPOを立ちあげ、年間3000万円の経費を競争的研究資金で捻出してまで管理しているのは、山頂が自由対流圏に位置し、越境大気汚染観測に最適なためである。ここで得られたデータは世界に通用すると考えている。これまでの苦労話などをご紹介したい。 |
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 次に、『ネパールの山旅、2009 年 -ひっそり佇む河口慧海記念館-』と題して、南井 英弘氏(関西学院大学山岳会)のご発表をいただきました。
≪以下、講演要旨等 よ り≫
昨年(2009年秋)ポカラからカリガンダキ河を遡り、マルファ村をTBHにダンプス峠を越え、ヒドン・バレー経由でタシ・カンの山麓にBCを建設、登頂した。マルファ村は河口慧海師がツアーランから移り住み、1900年6月12日チベットに向けて出かけるまでの3ヶ月間滞在したカリガンダキ沿いの小さな集落である。
この村に「河口慧海記念館」と漢字で書かれた建物があり、内部には立派なコレクションと展示品が整然と保管されていた。その様子を中心に紹介したい。(文責;前田栄三)
(2010/07/04 当日配布資料を更新しました) |
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 3 番目には、岩田 修二氏(立教大学, (前)首都大学)にご発表いただきました。演題は『ブータンの氷河と氷河湖』でした。
≪以下、講演要旨よ り≫
1994年10月にブータンの古都プナカを襲ったGLOF(氷河湖決壊洪水)をきっかけにブータンでの氷河と氷河湖調査が始まった.東ネパールや,ヒマラヤ北面,横断山脈と同じように,ブータンでも多数の氷河が縮小しており多くの氷河湖が形成され,氷河湖の一部ではGLOFの発生・災害の発生が心配されている.1998年のスノーマントレック沿いの調査を中心にブータンの氷河と氷河湖の現況を概観する.
(2010/07/04 当日配布資料を追加アップロードしました) |
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 4番目には、伊藤 一氏((前)国立極地研究所北極圏環境研究センター)から『北極の自然と地球環境』と題した発表をいただきました。
(2010/07/04 当日配布資料を追加アップロードしました) |
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 最後に、山中 勝次氏(京都菌類研究所)から、『マツタケはどこからきたのか -東アジア・マツタケ回廊を行く-』と題した発表をいただきました。
≪以下、講演要旨より≫
マツタケは日本固有種と考えられてきたが、韓国、北朝鮮、中国四川省・雲南省・チベット自治区、ブータンに産するマツタケや、北欧マツタケとも同一生物種である。マツタケのルーツを探るために、東アジアのマツタケと菌根共生する樹種を調べた。その結果、四川省、雲南省、チベット自治区、ブータンのマツタケはおもに常緑コナラ属やシイ属、マテバシイ属と菌根共生しており、これらの地域がマツタケの起源地と推定される。 |
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茶話会の趣向として、MIHOさんによる、ベリーダンスを披露していただきました。
(撮影:長岡正利) |