神山 巍氏による『雲南南部山地の少数民族の村々を訪ねて』(ヒマラヤ学誌 No.11, 270-277, 2010)を、ヒマラヤ学誌編集委員会(編集責任者;松林公蔵京都大学教授)の承諾を得て、掲載しています。

【添付資料】himalayan_study_monographs_no_11_p270-277_kamiyama.pdf/『雲南南部山地の少数民族の村々を訪ねて』 神山 巍 ヒマラヤ学誌 No.11, 270-277, 2010.pdf

 

雲南南部山地の少数民族の村々を訪ねて

神山 巍

2008年11月2日から11月15日まで2週間、中国雲南省中央南部地域(省都昆明市の南、紅河自治州・文山自治州とその周辺)の山地に棲む少数民族の村々を訪問する機会があった。雲南省大理から雲南省河口を経てベトナムのハノイへ流れる紅河(ホンホー・中国名:元江)とその支流のほとり、紅河に沿って連なる哀牢山地(AILAO MOUNTAINS)の山の傾斜地、平坦地、盆地や谷間に棲み分けて平和に暮らす少数民族の村々を訪ね、その生態を観察する機会を得た。訪ねた少数民族それぞれの生態から伺うことのできた独自の文化創造、自然環境との調和、環境問題への対応について若干の考察を行った。一方、近年の世界的なグローバリゼーション(市場経済化)の流れの中でそれに抗する形で制定されたユネスコ(UNESCO:国連教育科学文化機関)の文化多様性条約(2005年制定)による少数民族の多様な文化の保全と創造的発展の促進に関して、合わせて報告する。

(以下、添付ファイルをご参照くださいませ。)

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