長谷川 信美氏(宮崎大学名誉教授)による『高山草原における少数民族による草食家畜の放牧方式調査概要』(ヒマラヤ学誌 No.17, 138-145, 2016)を、ヒマラヤ学誌編集委員会(編集責任者;松林公蔵京都大学教授, 奥宮清人京都大学准教授)の承諾を得て、掲載しています。

【添付資料】himalayan-17-138-高山草原における少数民族による草食家畜の放牧方式調査概要、長谷川 信美.pdf

高山草原における少数民族による草食家畜の放牧方式調査概要

長谷川信美(宮崎大学名誉教授)

ヒマラヤ山脈周域とその北側に連なるチベット高原では、標高3000—5000 m の高山草原で草食家畜の放牧が少数民族により行われている。放牧方式には、遊牧、移牧そして定置放牧がある1,2)。遊牧は冬(本)営地、夏営地、春秋営地を長距離移動する。移牧は本営地と夏営地間を短距離移動する。定置放牧は同じ場所で周年放牧する。筆者らは、2001 年より中国とインドの高山草原における少数民族による草食家畜の放牧方式の調査を実施してきた。その概要について紹介する。調査地を図1 に示した。

(以下、添付ファイルをご参照くださいませ。)

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