(10/24 演題確定に伴い更新)
(12/04 カシュガール出身の女子留学生グリジャナテ アバケ氏の話題を追加、一部の演題の要旨を掲載)
第10回雲南懇話会は、2008年12月13日に、東京/市ヶ谷で開催いたします。幅広い方々のご参加をお待ちいたしております。参加希望の方はこの記事の最後にある連絡先迄ご一報いただきますようお願いいたします。
概要
演題 |
発表者 |
所属 |
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1 | 易貢蔵布(イゴンツァンポー)流域の山と谷、2008年春 | 今井 順一 | 東北大学山の会 |
2 | 西域情報戦の世紀 / カシュガル −「マカートニー(英国外交代表)夫人のカシュガル滞在記」より− |
金子 民雄 | 歴史家 |
【補足】カシュガル小史 −画像による寸描− |
長岡 正利 | 国土地理院客員研究員 | |
【関連】KASHGAR の今 | グリジャナテ アバケ(GULJIANATI ABAKE) | 千葉大学大学院理学研究科修士課程 | |
3 | 雲南の道 -塩の交易とタカラガイ- |
上田 信 | 立教大学文学部 |
4 | 雲南省の神像呪符『甲馬子(ジャーマーツ)』と民間信仰の世界 | 川野 明正 | 明治大学法学部 |
(10/24 演題確定に伴い更新)
(12/04 カシュガール出身の女子留学生グリジャナテ アバケ氏の話題を追加、一部の演題の要旨を掲載)
次回、第10回雲南懇話会のご案内をいたします。2008年12月13日に東京・市ヶ谷で開催いたします。ご予定に入れておいていただけると幸いです。
- 日時;2008年12月13日(土)13時〜17時30分、 茶話会;17時30分〜18時30分。
- 場所;JICA研究所 (旧 国際協力総合研修所) 国際会議場。茶話会は会議場前のロビーで行います。
http://www.jica.go.jp/jica-ri/about/access.html
JR中央線・総武線「市ヶ谷駅」下車、徒歩10分。
住所;新宿区市ヶ谷本村町10−5 - 懇話会の話題 (題名、順序等の変更の可能性があります。)
- 易貢蔵布(イゴンツァンポー)流域の山と谷、2008年春
今井 順一(東北大学山の会)
易貢蔵布流域の恐らく外国人として初めて入った北側のジャンプー谷、南側のロンプー部落及びその周辺のシンドボマ谷、ユモ谷、タンブー谷の未知の峰々と部落の生活について、話をして貰うことにしております。(塩澤 厚氏、談)
- 西域 情報戦の世紀 / カシュガル
−「マカートニー(英国外交代表)夫人のカシュガル滞在記」より−
金子 民雄(歴史家)
【補足】『カシュガル小史』
−画像による寸描−
長岡 正利(国土地理院客員研究員)
【関連】KASHGAR の今
グリジャナテ アバケ(GULJIANATI ABAKE)(千葉大学大学院理学研究科修士課程)
- 雲南の道
-塩の交易とタカラガイ-
上田 信(立教大学文学部)
第1部:中国では塩が専売制とされ、王朝のコントロールのもとに置かれていました。雲南では黒井鎮において井戸から汲み出した塩水を煮詰め、高級な塩が生産され、雲南 のみならず貴州など広い範囲で交易されていました。 また、雲南に隣接するチベットの塩井では、天日干しの製塩業が現在も営まれています。塩をめぐる交易の状況を、紹介します。
第2部:雲南においては、タカラガイは貨幣・装飾品として広く使われていました。 雲南を中心に東ユーラシア全域を視野に入れ、タカラガイをめぐる文化と交易との関係を検討してみます。」 - 雲南省の神像呪符『甲馬子(ジャーマーツ)』と民間信仰の世界
川野 明正(明治大学法学部)
雲南省には、漢族や白族を中心に民間信仰上の祭祀活動に使用する神像版画が各地にあり、「甲馬子」(ジャーマーツ)などと呼ばれている。
もともと中国では 「神馬」「紙馬」などと呼ばれていた版画があった。雲南の甲馬子も、その種の版画であるが、中国大陸では今日各地の版画類が消滅しているのに対し、雲南省では独特の体裁を保ってなお盛んに使われている。
発表では甲馬子を資料として、雲南各地の奇々怪々な多数の神像を提示し、鬼類や神々に まつわる民間信仰の内実について紹介したい。
- 易貢蔵布(イゴンツァンポー)流域の山と谷、2008年春
- 懇話会参加費用;@2,000円。ご夫婦の場合は、2人で3,000円、学生・院生は無料。
茶話会参加費用;@1,500円。ご夫婦の場合は、2人で2,000円、学生・院生は500円。 - 参加申し込み;前田栄三(e3maeda*ab.auone-net.jp ただし、第5回フィールドワーク期間として11/20迄はメールチェックが出来ません)、前田浩之(hiroyuki*maeda.tk 常にメールチェック可能です)まで。(メールアドレスは、*の部分を@に変更して下さい)