20100619_15_05_yamanaka_72x9620100619_15_05_yamanaka_01_projector_page01_128x96最後に、山中 勝次氏(京都菌類研究所)から、『マツタケはどこからきたのか -東アジア・マツタケ回廊を行く-』と題した発表をいただきました。

≪以下、講演要旨より≫

マツタケは日本固有種と考えられてきたが、韓国、北朝鮮、中国四川省・雲南省・チベット自治区、ブータンに産するマツタケや、北欧マツタケとも同一生物種である。マツタケのルーツを探るために、東アジアのマツタケと菌根共生する樹種を調べた。その結果、四川省、雲南省、チベット自治区、ブータンのマツタケはおもに常緑コナラ属やシイ属、マテバシイ属と菌根共生しており、これらの地域がマツタケの起源地と推定される。

【添付資料】

20100619_15_05_yamanaka_01_projector.pdf/プロジェクタ資料(pdf)

20100619_15_05_yamanaka_02_handout.pdf/当日配布資料(スキャン版)(pdf)

メーリングリスト

雲南懇話会メーリングリストにて、今後の講演会のご案内・関連情報を配信しております。こちらに示すいずれかの方法でご連絡いただければと思います。

著作権について

媒体の如何を問わず、本ホームページに掲載している全体または1部を転載或いは複製し、頒布などの目的による利用を希望される時は、事前にご連絡ください。詳しくは、著作権についてをご覧下さい。