4番目には、和田 城志 氏(サンナビキ同人)から『剱沢幻視考-駆り立てられた山々「冬黒部、剱、海外の山々」-』と題した発表をいただきました。後半は、未発表写真を含む黒部・ナンガパルパット等のスライドを見せていただきました。
≪以下、講演要旨よ り≫
山 -その駆り立てるもの- 山岳雑誌『岳人』に連載した「剱沢幻視考」の中から、冬の剱岳、雪の黒部、そしてナンガ・パルバットの魅力を語りながら、私の目指してきた登山をお話します。
未踏峰とバリエーション登攀の時代背景は大切です。山に登る魅力はどこにあるのかも、模索してみたいと思います。当然、登山におけるパイオニアワークにも言及すると思います。今どきのテーマではありませんが、私の辿ってきた道には不可欠です。元登山家の愚痴として聞いていただければ、幸いです。
【添付資料】
参考資料「登山における困難とは何か」 (文科省国立登山研修所発行「登山研修」vol.9-1994、P7~13)
http://tozanken-tomonokai.com/CCP061.html
(撮影:和田 城志, 他)