まず、『タイ王国・北タイの旅 -タイ文化圏Study Tour の記録、2011年2月&7月-』 と題して、前田 栄三(京都大学学士山岳会)のご発表をいただきました。
≪以下、講演要旨より≫
北タイではアカ・ラフ・リス・カレン族など20以上の少数民族が暮しており、総数は大よそ100万人と見られている。国境の無い時代に山の民・森の民として自由に暮して来た彼らにも、近現代の時代の荒波は容赦なく降り注いできた。一方、この北タイの地域は、ビルマ戦線なかんずくインパ-ルに敗れた日本兵が命からがら辿りつき、遂に力尽きていった地でもある。各地に残る慰霊碑を紹介し、哀悼の意を表したい。
第1回タイ文化圏スタディーツアーのご報告にも報告がありますので、合わせてご覧ください。