≪以下、講演要旨よ り≫
競漕祭は東アジアから東南アジア、南アジアに至るまで広く行われている年中行事である。中国の影響が強い場所においては、舟の舳先に龍を飾り、インドの影響が強い場所においては舳先にナーガを象るかたどる風習がある。いずれも水を司る神とされているため、祭りの目的は稲作に関連した雨乞いや豊穣祈願であることが多い。本発表ではラオスの競漕祭にみられる儀礼の象徴性および近年の変化について報告する。
≪以下、講演要旨よ り≫
競漕祭は東アジアから東南アジア、南アジアに至るまで広く行われている年中行事である。中国の影響が強い場所においては、舟の舳先に龍を飾り、インドの影響が強い場所においては舳先にナーガを象るかたどる風習がある。いずれも水を司る神とされているため、祭りの目的は稲作に関連した雨乞いや豊穣祈願であることが多い。本発表ではラオスの競漕祭にみられる儀礼の象徴性および近年の変化について報告する。