最後に、田中 二郎氏(京都大学名誉教授、AACK)から、『アフリカ狩猟採集民ブッシュマンの昔と今 ~半世紀の記録~』と題した発表をいただきました。

【添付資料】

20140814_30_04_席上配付資料:アフリカ狩猟採集民ブッシュマンの昔と今:田中.pdf

20140814_30_04_プロジェクタ資料:アフリカ狩猟採集民ブッシュマンの昔と今:田中.pdf

1966年以来、カラハリ砂漠で野生の動物を狩り、植物を採集して暮らすブッシュマンの生活と社会を観察、調査してきました。石器時代を彷彿とさせる生活は、ボツワナ政府主導により1979年から定住化、集住化の道を歩むことになりました。1997年にはついに故郷の地を追われて新しい居留地へと移住を強いられ、一千人を超える大集落で生活は激変しました。写真で、昔の狩猟採集生活とその後の大集落での生活へと急速に変容をきたしてきた様子を紹介された。大型の野生動物を倒すくだり、特にキリンを倒し解体するくだりは圧巻でした。しかし、日々の糧は、女性たちが行なう植物の採集に負うているとのことでした。

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