まず、『アフリカの 5千メートル峰に登る ~氷河を抱く山々~』 の1題目として『(1)キリマンジャロ山(5895m)、ケニア山(5199m)』を、安仁屋 政武氏(筑波大学名誉教授、AACK)からご発表をいただきました。
【添付資料】
20140814_30_01_1_席上配布資料:キリマンジャロ山(5895m):安仁屋.pdf
20140814_30_01_1_プロジェクタ資料:キリマンジャロ山(5895m):安仁屋.pdf
20140814_30_01_1_席上配布資料:ケニア山(5199m):安仁屋.pdf
20140814_30_01_1_プロジェクタ資料:ケニア山(5199m):安仁屋.pdf
1995年9月、アフリカの最高峰キリマンジャロ(5895m)に登る機会があった。5泊6日でマチャメ・ルートからバランコ小屋・バラフ小屋を経由して登るコースである。このルートは一般的なマラング・ルートと異なり、人が少なく氷河地形を含む景色はバラエティに富んだ素晴らしいコースであった 。2000 年11月、ケニア山(5199m)にナロモル・コースから行き、山を周回して氷河・氷河湖の写真撮影を行った。実際に登ったのは歩いて登れるレナナ峰(4985m)である。 U字谷、カール(圏谷)、モレイン、 氷河湖(Tarnターン)など氷河地形の発達がいい。写真撮影した全ての氷河は地図(少なくとも1988年以前の情報)に示された氷河の範囲よりもかなり後退していた。
本発表は、ヒマラヤ学誌第16号(2015年3月発行予定)への寄稿を予定しております。発行後、本ウェブサイトでもPDFを掲載予定です。