次に、『2014, ムスタンの未踏峰“Mansail 6,242 m”遠征記 ~女子大生4人と過ごした40日間、ムスタンの旅~』と題して、谷口 けい氏(アルパインクライマー、ファシリテーター、国立登山研修所講師)からご発表をいただきました。
【添付資料】
20150418-32-02-席上配付資料:ムスタンの未踏峰“Mansail 6,242 m”遠征記:谷口.pdf
20150418-32-02-プロジェクタ資料:ムスタンの未踏峰“Mansail 6,242 m”遠征記:谷口.pdf
2014年秋、JAC学生部女子隊の顧問として、ネパール国ムスタン地方の未踏峰に遠征した。
目指すは、かつてムスタン王国と呼ばれたチベット仏教域にあり、チベットとネパールの国境線上に聳える標高6242mのマンセイル峰。ムスタンは、1991年に開放されたばかりのかつての「塩の道」でもあり、河口慧海師の足跡があちこちに残されている土地でもあった。未知の山・見えない山へ向かう冒険的楽しみ、今様の女子学生(現在地の確認風景、山の描写、リンゴと杏子、水質検査、マニ車と自身の信仰心など等)、ヘリによる搬送(1名)、守られてきたムスタンの文化、ローマンタンの遠景、慧海記念館の内部のこと等、ユーモアを交え、弾むようによどみなく紹介された。