5番目に、横山 智氏(名古屋大学大学院環境学研究科教授)から、『納豆の起源 ~照葉樹林帯を横断、納豆文化の多様性を追う~』と題した発表をいただきました。

【添付資料】

20150627-33-05-席上配付資料:納豆の起源:横山.pdf

20150627-33-05-プロジェクタ資料:納豆の起源:横山.pdf

多くの日本人は、ネバネバと糸を引き、独特の臭いを放つ納豆は、日本の伝統食だと思っています。しかし、1970年代前半に、納豆は東南アジアやヒマラヤでもつくられていることが『照葉樹林文化論』で示されました。また中尾佐助の『料理の起源』(NHKブックス)では「納豆の大三角形」という説が提示され,納豆は中国雲南省で発祥したと論じられました。ところが,その後,納豆の起源を探る学術的調査は全く実施されていません。本発表では、これまで謎とされてきた東南アジアとヒマラヤの納豆文化の広がりを、多くの写真やデータを示しながら紹介し、納豆の起源に迫っていきます。2014年11月、『納豆の起源』を著わし、NHKブックスから出版している。

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