2009/2/8(日)、『ドキュメンタリー映画から見える中国の記憶~山形国際ドキュメンタリー映画祭の20年~』と題した講演会が開催されます。
- 講演者:藤岡朝子(山形国際ドキュメンタリー映画祭東京事務局ディレクター)
- 演題:ドキュメンタリー映画から見える中国の記憶~山形国際ドキュメンタリー映画祭の20年~
- 開催日時:2月8日(日)14時〜16時
- 場所:首都大学東京(都立大学)南大沢キャンパス(京王相模原線南大沢駅下車徒歩5分)
- 参加費用:無料
- 事前連絡:無用
- 主催:首都大学東京(東京都立大学)中文研究室
- 世話人:木之内誠
- 資料協力:ドキュメンタリー・ドリームセンター
- 以下、案内文より転載
中国のインディペンデント・ドキュメンタリーは、天安門事件の前後に生まれましたが、その後、小型で廉価なDV(デジタル・ビデオ)カメラの出現によっ て、表現の垣根が低くなり、現在多くの作品が、変わりゆく中国のさまざまな現実を映し出しています。一方、今年で第11回目をむかえる山形国際ドキュメン タリー映画祭は、これまで中国のドキュメンタリストたちの目標や交流の場となってきました。そうした中国ドキュメンタリーと山形映画祭の関係性は、映画祭 をきっかけにドキュメンタリーの世界に飛び込んだフォン・イェン監督の『長江にいきる』(小川紳介賞受賞)という傑作の誕生に結実したといえます。今回 は、具体的な交流をとおして中国のドキュメンタリストたちを励ましつづけてきた藤岡朝子氏に、中国ドキュメンタリーと山形映画祭の20年を振り返りなが ら、中国のドキュメンタリストたちとの出会い、そしてドキュメンタリー映画から見える中国の記憶についてお話していただきます。(参考映像の上映があります)
講演者プロフィール:
幼少期より13年間米国とドイツで育つ。映画配給会社、写真家助手を経て1993年より山形国際ドキュメンタリー映画祭のス タッフとなる。2003年までアジアの新進映像作家を紹介する「アジア百花繚乱」、「アジア千波万波」プログラムのコーディネーターをつとめる。1997 年来、ベルリン映画祭等で日本映画を海外に紹介するさまざまな事業に関わる。映画関係の通訳や字幕翻訳を数多く手がけ、国境を越えて映画と観客をつなぐ仕 事を中心とする。2006年よりアジアのドキュメンタリー製作・配給を支援するAND(アジア・ネットワーク・オブ・ドキュメンタリー)を立ち上げ、プサ ン映画祭の製作助成プログラムのアドバイザーをつとめる。『長江にいきる 秉愛の物語』2009年2月下旬「ユーロスペース」にて公開予定
http://www.bingai.net/index.htm山形国際ドキュメンタリー映画祭2009 0/8~10/15
http://www.yidff.jp/home.html
川野明正様、ご紹介ありがとうございました。