中国民話の会(代表世話人、川野明正/明治大学法学部准教授)主催の6月例会のご案内です。事前連絡不要、参加費無料です。
*中国民話の会6月例会のお知らせ*
日時 | 2009年6月21日(日)午後2時~6時 |
会場 | 明治大学和泉校舎 リエゾン棟 2階会議室 *京王線・井の頭線 明大前駅下車 改札右手へ徒歩5分 |
テーマ | 「月琴」の淵源について |
発表者 | 星野 孝司 氏(中国学研究家・翻訳家) |
概要 |
現在,日本や中国で一般に「月琴」と呼ばれている円形の胴体に短い棹をつけた楽器は,「古代からあった阮咸という楽器が,清代に早弾きのため短くなったもの」と言われている。しかし弦楽器の変遷として「早弾きのため短く」なるというのは不自然,また西南少数民族やベトナムで「月琴」「四弦」として弾かれる同形の楽器は,清代以降にそれが伝播されたもの,ということになる。未完の研究ではあるが,かつて日中の文化のかけはしともなったことのある,この「月琴」という楽器が,実は何であるのか再考してみたい。 |
連絡先 |
〒192-0397 八王子市南大沢1-1 首都大学東京 人文社会系 木之内 誠 気付 tel:042-677-2149 中国民話の会 kinouchi*coral.ocn.ne.jp |