千葉県立中央博物館では、2010年3月22日(月・祝)に、雲南に関するシンポジウムが開催されます(共催:東京情報大学)。2名の気鋭の研究者により雲南の 植生・植物や、茶を巡る生態環境史について、興味深い話題提供がなされます。シンポジウム当日参加制、無料です。ぜひ、ご参加ください。
千葉県立中央博物館の研究員の原様、情報紹介ありがとうございました。
- 自然誌シンポジウム「雲南の自然」
- 日時:2010年3月22日(月祝)13:00~16:00
- 場所:千葉県立中央博物館講堂
- 定員:200名(当日参加)
- 主催:千葉県立中央博物館
- 共催:東京情報大学
- プログラム
13:00-13:10 館長あいさつ
13:10-13:20 開催趣旨の説明(原 正利)
13:20-14:30 講演“雲南の森について―多様性、気候、地形―”(雲南大学教授 唐勤)
14:30-14:40 休憩
14:40-15:40 講演“雲南の茶をめぐる生態環境史”(立教大学教授 上田信)
15:40-16:00 質問・討論 - 演者紹介
1)唐勤(Tang Jin) 雲南大学生態学・地植物学研究所教授
唐教授は中国雲南省の植物、 植生に関する気鋭の研究者であり、特に亜熱帯・暖温帯の森林植生(照葉樹林)に関する多数の論文を書かれています。
2)上田 信(うえだまこと) 立教大学文学部教授
上田信教授の専門は中国史で、中国の自然の変貌と人間の歴史との関係に明るく、生態環境史を提唱されています。「森と緑の中国史―エ コロジカル・ヒストリーの試み―」、「トラが語る中国史―エコロジカル・ヒストリーの可能性」、「東ユーラシアの生態環境史」、な ど、多数の著書を書かれています。 - その他
唐教授の講演については、原が日本語に逐次、通訳しつつ進めます。
千葉県立中央博物館へは、JR千葉駅からバス・タクシー、京葉道路の「松ヶ丘IC」からのアクセスとなります。詳しい交通案内は、公共交通機関、自 家用車をご覧ください。
また、企画展「雲南の地衣類」が開催されています。入場料は300円です。展示の詳しい紹介は 千葉県立中央博物館のウェブサイトでご覧になれます。http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/