中国民話の会(代表世話人、川野明正/明治大学法学部准教授)主催の7月例会のご案内です。
講師の立石謙次さんは 2010年3月、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所「叢書 知られざるアジアの言語文化 Ⅳ」として、『雲南大理白族の歴史ものがたり』─南詔の王権伝説と白族の観音説話―を雄山閣より上梓しています。
事前連絡不要、参加費無料です。
中国民話の会7月例会
『雲南大理地方白族の歴史認識について―梵僧観音伝説を中心に』
日時 | 2010年7月18日(日)午後2時~5時 |
会場 | 明治大学和泉校舎リエゾン棟2階会議室 (京王線明大前駅下車徒歩5分。改札口右手の甲州街道の歩道橋をわたり、校舎正門を入り突き当たりを右折した奧の建物がリエゾン棟です。) |
テーマ | 雲南大理地方白族の歴史認識について―梵僧観音伝説を中心に |
発表者 | 立石謙次氏(東京理科大学非常勤講師) |
概要 |
中国雲南の大理地方は、かつての南詔国・大理国の首都であった。この地に多く住む白族(ペー族)は、阿嵯耶観音と呼ばれる男性形の観音を信仰してきた。この観音菩薩は、古くは10世紀初頭の『南詔図伝』に登場する。本発表では、白族とその先祖がどのようにこの観音信仰を保持し、自らの歴史に関連付けてきたかを考察する。(立石謙次氏は今年3月『雲南大理白族の歴史ものがたり─南詔の王権伝説と白族の観音説話』を雄山閣より上梓している) |
連絡先 |
〒192-0397 八王子市南大沢1-1 首都大学東京 人文社会系 木之内 誠 気付 tel:042-677-2149 中国民話の会 kinouchi*coral.ocn.ne.jp(*を@に置き換えてください) |
川野様、情報提供ありがとうございました。