幹事の一人である小林尚礼氏の5年前の著作『梅里雪山 十七人の友を探して』が、文庫になりました。
新たに、この5年の経緯を「年表」や「あとがき」にまとめまられ、新たな写真が追加されています。「山と溪谷社」初の文庫創刊です。ぜひご覧ください。
【本の帯より】-遺体捜索を通して知った「聖なる山」の真の姿-
1991年1月3日、中国・雲南省にある梅里雪山に挑んでいた京都大学学士山岳会と中国登山協会による合同隊の隊員17人が消息を絶ってしまった。先輩や友人たちを失った小林は、遺体捜索括動に加わったことが縁で、その後、麓の村に通い続け、村人たちと交流を深める。海外登山史上最悪の遭難事故から19年、遺体捜索を通して知った住民との友情と「聖なる山」の真の姿。
参考:http://www.k2.dion.ne.jp/~bako/Bunko%20Meili.html
『2010年10月下旬にも梅里雪山へ捜索に行ってきました。広範囲の氷河を歩きましたが、今年も最後の1人は見つかりませんでした。』とのことです。来年は遭難から20年です。
小林尚礼様、ご紹介ありがとうございました。