北海道大学山岳部出身者を核とする「テーチス協会」会員による、ヒマラヤなど 古テーチス海地域の紀行や回顧録を編集した書籍のご案内です。

活動の時期はおよそ1960年代 から 80年代初めです。

紀行集
『テーチス海に漂う青い雲-若きフィールドワーカー達の見聞録』

単行本: 570ページ
出版社: いりす (2011/01)
ISBN-10: 4886836909
ISBN-13: 978-4886836908
発売日: 2011/01
商品の寸法: 21 x 15.2 x 3.8 cm

目次は以下の通りです。
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テーチス海に漂う青い雲 -若きフィールドワーカー達の見聞録 570pp

<目次 >
テーチス海断想  木崎甲子郎 13

Ⅰ 紀行

1963年 北大西ネパール遠征隊 25
チベット高原への旅 宮地隆二 27
ナラカン・カールの旅 安藤久男・橋本正人 58

1965年北大中央ネパールヒマラヤ地質氷河調査隊 77
ヒマラヤ地質調査紀行 酒匂純俊 79
グスタング氷河への旅 渡辺興亜 99
僻地ルクムコット紀行-小さなキャラバン C隊の日誌より 石田隆雄・米田功 118

1968年 北大中央ネパール生物調査隊 143
ネパール、一生物学者の旅 山田真弓 145
ネパールの動物たち 阿部 永 163
クンブー紀行 松村 雄 179
ツクチェへの細い道 正富宏之 195
ゴサインクンド生物紀行 久万田敏夫 216
ヒマラヤに藻類を求めて 渡辺眞之 231
秘境の風物詩-中央ネパールを行く 後山一朗 243

1969年 北大ネパールヒマラヤ学術調査隊 263
ネパールへの道-初めてのヒマラヤ地質調査の旅(1967年予察隊) 在田一則 265
マナン村滞在記-マルシャンディ川上流グルンの村に暮らして 古川宇一 286
ネパールの田舎を歩いて-1970 太田昌秀 301
東部ネパール地質調査の旅 丸尾祐治 313
ドールパタンへの旅-森林分帯を探る 中須賀常雄 325

1975年 ドゥド・コシ学術調査隊
1975年 北大ネパールヒマラヤ学術調査隊 331
ネパール中部 ミッドランド縦横断紀行 黒川 武 333
ヤクとイェティの國 辻井達一 354
ネパール森林調査寸描 春木雅寛 378

1980年 北大厳冬期バルンツェ峰遠征隊
1980年 ネパール生物学術調査隊
1981年 ネパールヒマラヤ氷河学術調査隊 387
バルンツェ冬期紀行 中村晴彦・浜名 純 389
バルンツェ冬期初登序説 渡辺興亜 399
ララ湖紀行 市村れい子・市村輝宣 407
ランタン日記、1981年初冬 横山宏太郎 413

1977年 カラコルム中部地域氷河調査隊
1980年 青蔵高原科学討論会
1981年 中日天山山脈共同調査隊 433
カラコルム、ビアフォ氷河紀行 水津重雄・西村浩一・西村 寛 435
チベット紀行-氷河現象から見たトランス・ヒマラヤからグレート・ヒマラヤの自然 伏見碩二 452
天山紀行 渡辺興亜 473

Ⅱ 新たな展開

ネパール給水プロジェクト奮闘記 木村恒美 495
ネパールでの起業 石田隆雄 507
カトマンズ・クラブ・ハウス(KCH)顛末記 山田知充 523

ほか資料、コラムあり

横山 宏太郎様、ご紹介ありがとうございました。

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