「日本中国写真家共同写真展」のお知らせです。


 日本中国写真家共同写真展
烏里烏沙写真展
浄土・聖地 ――チベットに生きる――

表題 日本中国写真家共同写真展
『烏里烏沙写真展』
浄土・聖地 ――チベットに生きる――
日時 2013年3月8日(金)~22日(金) 10:30~17:50(最終日15:00まで)
場所 東京中国文化センター
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-5-137森ビル1階
■ 日比谷線「神谷町」駅4番出口より徒歩約5分
■ 銀座線「虎ノ門」駅2番出口より徒歩約7分
費用 入場無料
オープニングパーティー 2013年3月8日(金)午後4時より同会場
ギャラリートーク 2013年3月12日(火)14:30~16:30(参加費無料)

チベット、その名前だけでも神聖で、霊的なまぼろしが浮かび、普通の生活から遠く離れた秘境が思われます。そこから伝わってくる話はどんな架空のものでも世界の人々から疑問なく畏敬され、信じられます。その比べるもののない美しい自然、厚い宗教信仰、素朴で豪快な高原の民などは世界の人々をうっとりさせてしまいます。また、その厳しい環境のゆえに、人種、年齢、地位、職業を問わず、大勢の挑戦者たちの憧れの地となり、心を潤おわせる最高の「聖地」です。

日本在住の彝族の探険家・写真家として知られる烏里烏沙氏は十数年をかけて、数十回ほどチベットを回り、十数万キロメートルに及んだ秘境探検の旅でもあった、その間に撮り下ろした日本にほとんど紹介されていない作品60数点を厳選して和紙で表現いたします。

作品は、チベットの広々とした美しい自然、自然の中に生きる明るいチベット族、チベット族の厚い宗教信仰を紹介するほか、一部の作品は地球温暖化の影響に伴い、チベット高原の氷河の融解が加速していることを皆様に紹介させていただきたいです。

■写真家紹介

鳥里鳥沙(wuliwusha・彝族)プロフィール

探険家、フォトグラファー、中国四川省生まれ。主に油絵や撮影など視角芸術の創作活動しています。また民族・民俗学、植物学など研究しています。

1996年に来日、日本の北海道から中国の奥地まで幅広く調査し、十数年来、1年の半分近くはチベット高原及び中国西部の秘境を回り、多角的な視点で捉え創作活動をしている同時に、チベットカム地方の山々についての調査も継続しています。

99年の8月~9月には日本の大学生13名を引率し、39日間費やして、東チベットから西チベットまで4000キロを横断した。その後、チベットチャンタン高原無人区をはじめ、数々の秘境奥地の探険の旅を企画・実行してきました。

中国の民族事情を日本の人々に知ってもらうため、講演会や、写真展などいろいろなかたちを通して、中国西南地区の少数民族を紹介しています。また、チベット高原の厳しい所に小学校を建設することや、日本の文化や風土を中国に紹介する写真展も企画実行して、日中文化交流のかけ橋の役を果たして、幅広く活動しています。

現在、NPO法人チベット高原初等教育・建設基金会理事長、チベットカム山岳研究会会長、公益社団法人日本写真家協会国際委員会委員、日本山岳写真集団同人、日本中国写真芸術協会会員、横断山脈研究会会員、日本植物学会会員など。


前田栄三様、ご紹介ありがとうございました。

メーリングリスト

雲南懇話会メーリングリストにて、今後の講演会のご案内・関連情報を配信しております。こちらに示すいずれかの方法でご連絡いただければと思います。

著作権について

媒体の如何を問わず、本ホームページに掲載している全体または1部を転載或いは複製し、頒布などの目的による利用を希望される時は、事前にご連絡ください。詳しくは、著作権についてをご覧下さい。