2013年末、『雲南の歴史─アジア十字路に交錯する多民族世界』(川野 明正 著、刊行年:2013年、ISBN:978-4-86398-118-8/四六判、定価:本体1800円+税)が刊行されました。
本書は雲南省の地理・民族の概説と有史以来の歴史を解説した通史部分の二部構成となっていますが、雲南についての概説書はまだまだ日本では少ないのが現状ですので、ご興味をお待ちの方はご一読いただければと存じます。
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中国56民族の内26民族が居住する雲南省の有史以来の歴史を、各時代の状況ごとに多民族が去来し、定着する有様から、幾重もの層をなす歴史の地層を提示し、通観する。中国・東南アジア・チベット・南アジア各地域に通じるアジア十字路の交差点として雲南地方を位置づけ、諸民族の系統を踏まえて多角的な視座で描き出す。本邦に希少な省別通史。(白帝社HPより)
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歴史の角度から雲南を紹介する本が必要を痛感しまして、その観点から執筆されています。
アマゾンでは以下で扱われています。
川野明正様、ご紹介いただきありがとうございます。