6月27日開催の第12回雲南懇話会は、お蔭さまで92名のご参加をいただき、盛況の裡に終了致しました。皆様方のご支援ご協力に対し、幹事団を代表して、深甚なる感謝を申し上げます。ありがとうございました。

(撮影:長岡正利)

  演題
発表者
所属
1 茶馬古道をゆく
―古道の起点「雅安~康定」とインドルートの「ラサ~ギャンツェ」―
小林 尚礼 写真家, AACK
2 雲南の食の世界
―過橋米線のふるさとを訪ねて―
茂田井 円 立教大学アジア地域研究所
3 西北ヴェトナムの盆地世界
―黒タイ族の村落生活―
樫永 真佐夫 国立民族学博物館
4 雪氷圏の変動を追う
―妙高・ヒマラヤ・南極―
横山 宏太郎 農業・食品産業技術総合研究機構, AACK
5 彷徨える湖と水環境問題 中尾 正義 人間文化研究機構, AACK

20090627_12_01_kobayashi_128x96 まず、『茶馬古道をゆく ―古道の起点「雅安~康定」とインドルートの「ラサ~ギャンツェ」―』と題して、小林 尚礼 氏(写真家, AACK)のご発表をいただきました。

≪以下、講演案内文より≫

2008年秋、梅里雪山を出発してラサそしてギャンツェまで、茶馬古道を辿った。今回はインドルートの「ラサからギャンツェまで」の旅の様子と、旅の最後に寄った四川ルートの起点である「雅安から康定」の様子も紹介する。

<添付資料>
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20090627_12_02_motai_128x96 次に、『雲南の食の世界 ―過橋米線のふるさとを訪ねて―』と題して、茂田井 円氏(立教大学アジア地域研究所)のご発表をいただきました。

≪以下、配布資料より≫

雲南のファストフードの代表格にして日常食としても老若男女を問わず愛され、食のトップバッターであり続けている、米線。なかで5元から100元まで幅広くメニューのある「過橋米線」を取り上げる。

<添付資料>
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20090627_12_03_kashinaga_128x9620090627_12_03_kashinaga_02_128x96 3番目として、樫永 真佐夫氏(国立民族学博物館)にご発表いただきました。演題は『西北ヴェトナムの盆地世界 ―黒タイ族の村落生活―』でした。

≪以下、案内文より≫

ラオス北部や中国雲南省と国境を接する西北ベトナムは、多民族・多言語混交地域として知られている。その複雑な民族分布は、盆地、山腹、高地という地勢に応じて理解できることが知られている。この発表では、各盆地で水稲耕作を営み、首領を頂点とする階層的な盆地小国家(ムアン)を築いてきた黒タイ族の村落生活の現状を報告する。

<添付資料>
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20090627_12_04_yokoyama_128x964番目には、横山 宏太郎氏(農業・食品産業技術総合研究機構, AACK)から『雪氷圏の変動を追う ―妙高・ヒマラヤ・南極―』と題した発表をいただきました。

≪以下、配布資料より≫

新潟県の雪深い地に生まれ、これまで雪と氷を友として遊び、学んで来ました。雲南懇話会での演題は上のようにしましたが、いつのまにか、これまでの活動を振り返るといった内容になりました。

<添付資料>
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20090627_12_05_nakao_128x96 最後に、中尾 正義氏(人間文化研究機構, AACK)から、『彷徨える湖と水環境問題』と題した発表をいただきました。

≪以下、案内文より≫

タクラマカン沙漠の東にある祁連山脈(祁連山は匈奴語で「天の山」の意)の北麓に沿ってシルクロードが通っている。河西回廊と呼ばれる地域で、その北側に居延と呼ばれていた地がある。居延の地には900年余り昔にカラ・ホト(黒水城)と呼ばれる都があった。豊かな水に恵まれた居延沢(居延海ともいう)という湖の湖畔である。

時が流れ、居延沢の水も次第に涸れていき、700年ほど前には居延沢に流れ込んでいた黒河という河の水が湖に来なくなった。居延沢はもう一つの彷徨える湖なのです。

今回は、最近の研究による居延沢の歴史を紐解き、水問題にも言及する。

<添付資料>
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