2015/6/15 訂正
2013年10月1日、中央アジア史と東南アジア史の研究・現地調査を続ける金子民雄さんの講演会が、東京市ヶ谷のJICA研究所大会議室(定員24名)で開催されましたので、概要を紹介します。この講演会は、第26回雲南懇話会として開催されました。参加者は、全22名でした。皆様のご支援、ご協力に感謝いたします。ご講演いただいた講師の皆様、ありがとうございました。次回第27回雲南懇話会は、2013年12月7日(土)、東京市ヶ谷のJICA研究所/国際会議場で開催致します。演題等確定した時点で、改めてご案内致します。
(撮影:長岡正利)
第26回 |
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日時;2013年10月1日(火)15時15分~17時30分。茶話会17時30分~18時45分 |
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演題 |
発表者 |
所属 |
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1 | 19世紀のペルシアを旅した ヨーロッパの旅行家たち -バンベリー、ヘディン、サイクス、スタイン、カーゾン と、明治前期の日本人の旅行記を中心に- |
金子 民雄 | 歴史家・中央アジア研究家 |
2015/6/8 直筆の講演録を追加
『19世紀のペルシアを旅した ヨーロッパの旅行家たち - バンベリー、ヘディン、サイクス、スタイン、カーゾン と、明治前期の日本人の旅行記を中心に』 と題して、金子 民雄様(歴史家・中央アジア研究家)のご発表をいただきました。内容は、2部構成として以下の通り実施されました。尚、冒頭で金子さん所蔵の稀覯(きこう)書(紹介する人たちの旅行記)の書影と掲載図版の紹介をいただきました。(撮影、編集、紹介は、全て長岡正利さんにより行なわれた。)
第1部;「ペルシアに入った日本人、ペルシアを通ったマルコポーロの東方見聞録、暗殺者教団、オマルハイヤームとルバイアート」
第2部;「バンベリー、ヘディン、サイクスらと、カーゾン卿」
是非、下記の"金子民雄さん直筆の講演録"をご一読ください。
【経緯】
この時の講演テープを起こし、その成果品(試作品)を編集の目的で、2014年3月初旬、金子さん宛に郵送しました。話し言葉のままでしたし、聞き取れなかった箇所、確認したい箇所も多くあった為です。
2014年4月、金子民雄さんから「講演会参加者へのお詫びのひと言」に添えて、文字通りの自筆の「講演録」を頂戴しました。それが「本稿」です。400字詰めの原稿用紙に、大よそ28,000文字が流麗に躍る、一気に書き下ろされた大冊でした!
2015年4月、当方で編集し雲南懇話会HPにアップすることなど、念の為の確認をさせていただき了承されましたので、ここに報告する次第です。
<参考資料:イランの現況と、自然・遺跡・人々 -附:19世紀の史料に見る踏査小史-、長岡 正利>
参考資料として、、長岡 正利様(国土地理院客員研究員)から『イランの現況と、自然・遺跡・人々 -附:19世紀の史料に見る踏査小史-』と題した資料をご提供いただいております。