3番目には、『大地に根差すチベット医学 -ヒマラヤの薬草をめぐって-』と題して、小川 康氏(薬剤師、チベット医、森のくすり塾主宰)の発表をいただきました。

チベット民族の健康を担う医師としての役割は勿論のこと、険しいヒマラヤ山中から薬草を採取して製薬する薬剤師の役割、祈りを捧げて御加持を込める僧侶の役割、歴史や文学、歌などに精通した学者としての役割、これら全てを担う存在がチベット医。

ヒマラヤの薬草を中心に、多様なチベット文化の世界を紹介された。採取した約40kg もの荷(薬草)を背負い、飛び石伝いに川(急流)を渡る光景は、「チベット医は命がけ」との講師の言葉を如実に物語っている。

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