3番目には、『アフリカの自然と近年の環境変化 ~ケニア山、キリマンジャロ、ナミブ砂漠~』と題して、水野 一晴氏(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科准教授)の発表をいただきました。

アフリカにはキリマンジャロ、ケニア山、ルゥエンゾリ山のみ氷河を有するが、近年の温暖化により氷河が縮小し、10年後にはアフリカの高山から氷河が消滅すると言われている。ケニア山では氷河の後退ともに各植物種の分布が斜面上方に拡大し、さらに気温上昇が直接分布拡大につながっていると考えられる植物種も現れてきた。近年は降水量の多い年と少ない年がはっきりと分かれ、ナミブ砂漠では洪水減少が森林枯死をもたらしたり、長期間にわたる洪水が植物種に影響を及ぼすことが判明した。

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