4番目には、『アンデス山脈の家畜と祖先種、そしてジャガイモ』と題して、大山 修一氏(京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科准教授)の発表をいただきました。

アンデス山脈には有名なラクダ科の家畜、アルパカがいる。この祖先野生種と考えられているのがビクーニャである。ビクーニャにはおもしろい習性があり、そのひとつが、ため糞をすることである。そして、この糞場に生育するのがジャガイモの祖先野生種のひとつ、アカウレである。

ジャガイモの起源地はアンデス山脈のチチカカ湖畔とされてきたが、これまで具体的な場所の報告はなかった。どうも、ラクダ科動物の糞場がジャガイモの起源地だったのではないか、と紹介された。(「講演要旨」より)

ビクーニャの糞場に生育する野生種のイモの地下茎は、糞や糞に由来する土壌層の厚さ以上に伸長することは無かったと言い、野生種のイモが肥大する条件、イモを掘ることの重要性に言及された。

「ナスカの地上絵」を目的とした日本人観光客と近ずくタクシー運転手、ユーモアを交えた日常生活風景の紹介もありました。

事情によりプロジェクタ資料を添付しておりませんが、席上配付資料が充実していますので、ご一読いただければと存じます。

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