石井 溥氏(東京外国語大学名誉教授)による『聖地カトマンドゥ:諸宗教・観念の複合と変化』(ヒマラヤ学誌 No.18, 147-157, 2017)を、ヒマラヤ学誌編集委員会(編集責任者;松林公蔵京都大学教授, 奥宮清人京都大学准教授)の承諾を得て、掲載しています。
【添付資料】himalayan-18-147-ishii.pdf
聖地カトマンドゥ:諸宗教・観念の複合と変化 石井 溥(東京外国語大学名誉教授) ネパールのカトマンドゥ盆地は、インド直伝の仏教、ヒンドゥー教と民俗信仰が並存・複合し、人の数よりも神仏の数の方が多いともいわれる。儀礼・祭礼は大変に多く、盆地や集落などを聖なる空間とする観念も様々に発達してきた。本稿では、この盆地の文化・宗教を歴史的に概観しつつ、聖地のあり方や形成について考える。 (以下、添付ファイルをご参照くださいませ。) |