相馬 拓也氏(早稲田大学 高等研究所 助教)による『騎馬鷹狩文化の起源を求めて ―アルタイ山脈に暮らすカザフ遊牧民とイーグルハンターの民エスノグラフィ族誌―』(ヒマラヤ学誌 No.18, 158-171, 2017)を、ヒマラヤ学誌編集委員会(編集責任者;松林公蔵京都大学教授, 奥宮清人京都大学准教授)の承諾を得て、掲載しています。

【添付資料】himalayan-18-158-soma.pdf

騎馬鷹狩文化の起源を求めて
―アルタイ山脈に暮らすカザフ遊牧民とイーグルハンターの民エスノグラフィ族誌―

相馬 拓也(早稲田大学 高等研究所 助教)

人類が猛禽類を手なずけるようになった起源のひとつは、考古学資料をひも解くとおよそ3000年前の中央ユーラシア山岳地域と推測されます。当初19 世紀の終わり頃まで、鷹狩の技術はその最古の技法が古代エジプト第18 王朝に起源すると漠然と考えられていました。太陽神ホルスとみなされたハヤブサをはじめ、トト神の聖鳥クロトキ、不死鳥と考えられたアオサギなど、鳥類に対する聖性が広く育まれたことから、鷹狩技術の発生も古代エジプトに由来すると推定されていました。

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