4番目には、『インド、ブータン国境の聖地巡礼 ~アルナーチャル・プラデーシュとメラの事例から~』と題して、脇田 道子氏(日本ブータン研究所 研究員、博士(社会学:慶應義塾大学))の発表をいただきました。

【添付資料】プロジェクタ資料ーインド、ブータン国境の聖地巡礼.pdf

インドのアルナーチャル・プラデーシュ州西端とブータン東部の山岳地帯には大小の聖地が数多く残されている。この地域はかつてはモン、あるいはモンユルと呼ばれ、チベットの中心部からは周縁とみなされ、ほとんど注目されることはなかった。しかし、実際にはこれらの聖地はヒマラヤ南麓への仏教伝来の黎明期を偲ばせる貴重な文化遺産として誇れるものである。聖地をとりまく歴史的背景、その現状と保存のための課題について報告された。折々、タワン、メラ等、地図で位置を示していただいたので良かった。水力発電所は多くあるが、稼働している施設は少ないという。

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